整水器と浄水器の違い
浄水器は、不純物を取り除いて浄水を作る装置です。
整水器は、さらに電気分解してアルカリイオン水/水素水と酸性水を作ることができます。
両者の違いは、アルカリイオン水/水素水と酸性水が作れるか否かにあります。
整理すると次のとおりです。
機種 | 浄水 | アルカリイオン水 水素水 | 酸性水 |
---|---|---|---|
浄水器 | |||
整水器 |
また、アルカリイオン水/水素水、酸性水、浄水の使い分け方は、次のとおりです。
種類 | 用途 |
アルカリイオン水 水素水 | 飲用、お茶、コーヒー、水割り、料理、ご飯 |
酸性水 | 洗顔、お風呂、洗濯、拭き掃除、麺類の茹で水 ※酸性水は、飲用には適しません |
浄水 | お薬、赤ちゃんのミルク |
本記事では「電気分解で作るpH9~10の水」のみを解説しています。
水素ガスを水に溶かしたり、マグネシウム反応を利用した水素水は含まれていません。
分類について詳しくはこちら
≫ アルカリイオン水/水素水とは
浄水器と比べた整水器のメリット
浄水器に対する、整水器の主なメリットは次のとおりです。
- 胃腸症状の改善効果がある
- 酸性水が作れる
胃腸症状の改善効果がある
整水器で作るアルカリイオン水/水素水には、胃腸症状の改善効果があります。そのため整水器は管理医療機器として認証されています。
酸性水が作れる
整水器は、酸性水も作ることができます。
それぞれ次のような用途があります。
種類 | 用途 |
アルカリイオン水 水素水 | 飲用、お茶、コーヒー、水割り、料理、ご飯 |
酸性水 | 洗顔、お風呂、洗濯、拭き掃除、麺類の茹で水 ※酸性水は、飲用には適しません |
浄水器と比べた整水器のデメリット
ウォーターサーバーや市販の水素水に対する、整水器の主なデメリットは次のとおりです。
- 装置代が高い
- 場所をとる
- 電気が要る
装置代が高い
整水器は、装置コストがかかります。
安くても10万円以上の出費になります。レンタルのような途中解約・返金などはありません。
一方浄水器は整水器の半額以下で取り付け可能です。
場所をとる
整水器はA4サイズ程度の場所を必要とします。キッチンスペース占有し続けるわけです。アンダーシンク型もありますが、工事が必要で金額もさらに高くなります。
その点浄水器はコンパクトです。蛇口の先端につけられるものもあります。
電気が要る
整水器は内部で電気分解をしています。そのため必ず電気が必要です。近くにコンセントが無いと設置できません。常時接続するので足を引っかけるような場所にケーブルを這わせるのは危険です。
一方浄水器はろ過するだけですので、電気は要りません。
まとめ
本記事の内容が、あなたのベストな選択の一助になれば幸いです。
水素水サーバーや整水器について興味がある方はこちら
≫ 【完全版】水素水サーバーと整水器|代表機種を10項目にわたって徹底比較した結果